康領仮面劇は鳳山仮面劇と供に黄海道の有名な仮面劇だ。鳳山に比べると穩やかで, 纖細な面がある. 韓日合邦以後、当時有名な妓生だった金錦玉が故クである康?に歸ると、海州監營の通人廳を中心に集結していた仮面劇の一行が解散しその一部が金線玉を追って康?に集まっており、そうして康?仮面劇は盛行した。そして縣廳に屬していた楽士の支援もあり, 又、10里の距離の江川里には才人村があり楽士を招請するのがスムーズにできたという點も康?仮面劇が発展した背景といえる。海州監營では?年端午の日になると海西仮面劇競演大會を開き、最も成績のよかった一行には賞を與えたりもしたと言う。現在使用している仮面は、顔にこぶが多く、上瞼が飛び出した状態で目玉の部分に穴を開けており、仮面劇に使用される仮面は21個である. |